【妊娠したい】妊活はいつから?不妊にまつわる5つの疑問

赤ちゃんが欲しいと願って幸せなことにすぐに授かることができる方もいれば、残念ながらなかなか授かることのできない方もいます。自分だって赤ちゃんが欲しいのに、周りの人から「赤ちゃんはまだなの?」なんて言われてしまうと返す言葉も見つからない…年齢を考えてそろそろ妊活しなきゃ…もし自分が赤ちゃんを授かりにくい身体であるのなら年齢を重ねる前に早く不妊治療に踏み切りたい…本当に私に赤ちゃんはやってくるのかな…というように、赤ちゃんが欲しい女性は色々な心配や悩みが尽きません。

でも心配しているだけで、行動に移すことができていない方もきっと多くいるでしょう。そこでそんな女性の疑問を文字にしてひも解いていきましょう。

1.妊活ってなに?

最近テレビや雑誌で耳にすることが多くなった「妊活」という言葉。おそらく妊活は「妊娠活動」の略で妊娠するために何か活動することだということは多くの方がなんとなく理解していることでしょう。でもその活動って具体的にどういった活動なのでしょうか?そもそも妊活とはどんな意味なのでしょうか?

妊活とは、簡単に言えば“妊娠するためのポジティブアクション”です。そのポジティブアクションは、夜の夫婦生活だけではありません。一番大事なアクションの一つとしては、妊娠について勉強することです。「勉強しなくても大体わかっているよ!」と思いますよね。しかし、大体では甘いのです。なぜ妊娠するか、どうやって身体の中で妊娠が成立するかなど詳しく説明できますか?妊娠するためにどんな身体の状態がベストでどんな生活スタイルが良いのか知っていますか?それらの知識がなければそもそも妊活を始めることすらできないのです。

今ではこういった妊娠の知識をつけることから、実際に病院で指導を受けながら赤ちゃんを待つ不妊治療を行うことまで幅広く「妊活」と言われています。

2.妊活っていつから?

ではその妊活、いつから始めれば良いのか気になりますよね。いつからと言われれば、パートナーがいるかいないかに関わらず、“子供を授かりたい”もっと言えば“将来子供が欲しい”と意識したその瞬間から妊活を始めるのが良いでしょう。妊娠についての知識をつけること、赤ちゃんを授かりやすい身体の状態、生活スタイルにしておくことは早くやっておけばそれだけ良いのです。

3.結婚前でも産婦人科に行けば赤ちゃんを将来授かることができる身体かわかる?

正直、なんとも言えません。「ブライダルチェック」と言って、結婚前(もちろん結婚後でもいつでもできます)に産婦人科で、妊娠・出産に携わる部分に問題のある個所はないか調べることはできますが、「問題なかったから絶対授かることができる!」、「問題があったから絶対に授かることができない…」なんてことはありません。問題がなくても残念ながら実際に子作りをしてみたらなかなか授かることができない…なんてこともたくさんあります。つまり、ブライダルチェックなどは妊娠できるかできないかではなく、妊娠・出産に携わる個所に問題がないかをチェックするためだけのものなのです。

ただ、もし問題がある個所を見つけることができたら早い段階で治療や改善に取りかかることができるので、とっても大事な検査と言えます。自分の身体を知ることも妊活の一環です。

4.不妊っていつわかるの?

赤ちゃんを授かりたいのになかなかうまくいかないと、もしかして自分の身体って不妊なのかな?なんて頭に浮かぶ方もいるでしょう。でもなかなか授かることができないと言っても、「今年赤ちゃんが欲しいのに“なかなか”妊娠できない」、「20代のうちに赤ちゃんが欲しいのに“なかなか”妊娠できない」というように“なかなか”って人によって期間がまちまちですよね。では自分が不妊だということはいつわかるのでしょうか?

不妊不妊じゃないかということは自分では判断しにくいですが、避妊せずに夫婦生活を定期的に行って、世界的には1年、日本では一般的に2年で自然に妊娠に至ることができない場合、通常は2年で妊娠率は90%まで上昇するため不妊の可能性があると言われています。また、不妊の原因は自分だけにあるとは限りません。女性と同じくらいの割合で男性に原因がある場合もあります。年齢的にもできるだけ早く妊娠を望む方は、これらを踏まえて色々な可能性に目を配る必要がありますね。

5.不妊治療ってどこに行けばいいの?

不妊治療と言っても色々な治療の方法がありますし、病院によって治療の範囲も違います。産婦人科だと身体の状態を検査し、排卵の時期などを考えて自然妊娠を目指すというような不妊治療の最初のステップまでしか治療ができないようなところも多いです。次のステップや、男性の検査まで包括的に行えるのは不妊治療の専門クリニックです。しかし、家や仕事の関係で、産婦人科なら近所にあって通えるけど、不妊治療の専門クリニックは遠い…などという場合は産婦人科不妊治療の最初のステップでだめなら専門クリニックに転院するというのも一つの手です。

産婦人科によっては不妊治療も評判がよく治療の範囲も広いところもあるでしょう。しっかりと下調べをして、納得いく病院、クリニック選びをすることが大事です。